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論文

Quantitative visualization of a radioactive plume with harmonizing gamma-ray imaging spectrometry and real-time atmospheric dispersion simulation based on 3D wind observation

永井 晴康; 古田 禄大*; 中山 浩成; 佐藤 大樹

Journal of Nuclear Science and Technology, 60(11), p.1345 - 1360, 2023/11

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

放射性プルームの3次元分布を定量的に可視化するとともに放射性核種の放出量を推定する革新的なモニタリング手法を提案し、その実現性を予備的な試験により確認した。提案する手法は、電子飛跡検出型コンプトンカメラ(ETCC)によるガンマ線画像分光測定とドップラーライダーによる3次元風速測定に基づくリアルタイム高分解能大気拡散シミュレーションを組み合わせている。複数箇所に設置したETCCで測定された放射性プルーム中の個々の放射性核種からのラインガンマ線画像とリアルタイム大気拡散計算による大気中濃度分布情報を融合した逆解析により、放射性核種ごとの3次元濃度分布を再構成する。大気拡散シミュレーションと放射線輸送計算で生成した仮想的な実験データを用いた試験により、試作した解析手法が十分な性能を有することを示した。

報告書

原子力防災における大気拡散モデルの利用に関する考察

外川 織彦; 大倉 毅史; 木村 仁宣; 永井 晴康

JAEA-Review 2021-021, 61 Pages, 2021/11

JAEA-Review-2021-021.pdf:3.72MB

東京電力(株)福島第一原子力発電所事故を契機として、原子力防災への大気拡散モデルの利用について、様々な状況とレベルで論争は続いた。しかし、計算モデルによる予測は原子力災害対策に使用可能かどうかといった二者択一の極端な議論が多く、緊急時対応の科学的検証に基づいて丁寧に議論されてきたとは言い難かった。一方、日本原子力研究開発機構(原子力機構)内外には、大気拡散モデルやその解析結果の潜在的利用希望者が少なからず存在することが分かったが、複数の種類がある大気拡散モデルについて、その目的と用途に応じた使い分けに関して理解不足と誤解があることが見受けられた。本報告書では、原子力防災に利用される大気拡散モデルについて、原子力機構で開発または使用されているモデルを中心として、モデルの概要や計算手法等を比較するとともに、それらのモデルを利用した解析例を記述した。これにより、原子力機構内外における大気拡散モデルの潜在的利用希望者に対して、今後の検討や活動に参考となることを目的とした。

論文

Estimation of I-131 concentration using time history of pulse height distribution at monitoring post and detector response for radionuclide in plume

平山 英夫*; 川崎 将亜; 松村 宏*; 大倉 毅史; 波戸 芳仁*; 佐波 俊哉*; 滝 光成; 大石 哲也; 吉澤 道夫

Insights Concerning the Fukushima Daiichi Nuclear Accident, Vol.4; Endeavors by Scientists, p.295 - 307, 2021/10

A method of deducing the I-131 concentration in a radioactive plume from the time history of peak count rates determined from pulse height spectra obtained from an NaI(Tl) scintillation detector employed as a detector of a monitoring post was presented. The concentrations of I-131 in the plumes were estimated from the count rates using the calculated response of the NaI(Tl) detector with egs5 for a model of a plume uniformly containing I-131. This method was applied to the data from the monitoring posts at Nuclear Science Research Institutes of Japan Atomic Energy Agency (JAEA). The estimated time history variation of I-131 concentrations in plumes was in fair agreement with those measured directly by an air sampling method. The difference was less than a factor of 4 for plumes that arrived on March 15 and March 21, indicating relatively high I-131 concentrations among the plumes studied in this work.

報告書

平成30年度無人飛行機を用いた放射性プルーム測定技術の確立(受託研究)

眞田 幸尚; 越智 康太郎; 石崎 梓

JAEA-Research 2020-006, 60 Pages, 2020/07

JAEA-Research-2020-006.pdf:4.84MB

原子力施設の事故時において、住民の避難計画の決定には放出された放射性プルームの挙動予測が不可欠である。現在は、大気拡散シミュレーションを基本とした予測システムは原子力防災のツールとして実用化されているものの、放射性プルームを実測できるツールは存在しない。本研究では、技術革新の著しい無人飛行機を用いて、大気中の放射性物質濃度を地上からの寄与や機体への汚染と弁別して測定できるシステムの試作機の開発を行った。また、前年度実施した放射性プルームのレスポンス計算に重要なパラメータとなる機体への沈着速度を求めるため、模擬エアロゾルを用いた暴露実験を実施した。さらに、検出システムの開発とともに、プルームの動きをリアルタイムに予測し、最適なフライトプランを導出するアルゴリズムの開発を行った。本レポートは3か年計画の3年目の成果をまとめたものである。

報告書

平成29年度無人飛行機を用いた放射性プルーム測定技術の確立(受託研究)

眞田 幸尚; 西澤 幸康*; 越智 康太郎; 結城 洋一*; 石崎 梓; 長田 直之*

JAEA-Research 2018-009, 48 Pages, 2019/01

JAEA-Research-2018-009.pdf:14.77MB

原子力施設の事故時において、住民の避難計画の決定には放出された放射性プルームの挙動予測が不可欠である。現在は、大気拡散シミュレーションを基本とした予測システムは原子力防災のツールとして実用化されているものの、放射性プルームを実測できるツールは存在しない。本研究では、技術革新の著しい無人飛行機を用いて、大気中の放射性物質濃度を地上からの寄与や機体への汚染と弁別して測定できるシステムの試作機の開発を行った。また、前年度実施した放射性プルームのレスポンス計算に重要なパラメータとなる機体への沈着速度を求めるため、模擬エアロゾルを用いた暴露実験を実施した。さらに、検出システムの開発とともに、プルームの動きをリアルタイムに予測し、最適なフライトプランを導出するアルゴリズムの開発を行った。本レポートは3か年計画の2年目の成果をまとめたものである。

論文

Effect of defocusing on laser ablation plume observed by laser-induced fluorescence imaging spectroscopy

大場 正規; 宮部 昌文; 赤岡 克昭; 若井田 育夫

Japanese Journal of Applied Physics, 55(2), p.022401_1 - 022401_4, 2016/02

 被引用回数:3 パーセンタイル:14.94(Physics, Applied)

燃料デブリ遠隔分析としてレーザーブレークダウン発光分光法やアブレーション共鳴吸収分光法の開発を行っているが、最適な測定条件を得るためにはアブレーションプルームの挙動を知ることが重要である。アブレーション共鳴吸収分光条件の最適化を目的に、アブレーションレーザービームをデフォーカスさせたときのプルーム中の中性原子およびイオンの空間分布を測定した。試料として金属および酸化ガドリニウムを用い、アブレーションレーザーの焦点位置を試料表面に垂直な方向に変化させた時のアブレーションプルームの画像を中性原子およびイオンの基底状態から励起したレーザー誘起蛍法により観測した。その結果、デフォーカスが大きいとプルームは縦に広がり、一方、焦点が試料に合っているときには半球状に広がることが分かった。また、最も蛍光強度が高くなる条件は、中性原子では3-4mm、イオンでは2mmデフォーカスしたところにあることが分かった。これは、基底状態にある中性原子やイオンの密度がこのデフォーカス条件で最も高くなることを示している。したがって、最適な共鳴吸収条件は焦点位置が試料表面にあるときではなく、ある程度デフォーカスしたところにある。

論文

モニタリングポストでの波高分布の時系列変化とプルーム中放射性核種に対する検出器応答を用いたI-131濃度の推定

平山 英夫*; 川崎 将亜; 松村 宏*; 大倉 毅史; 波戸 芳仁*; 佐波 俊哉*; 滝 光成; 大石 哲也; 吉澤 道夫

日本原子力学会和文論文誌, 13(3), p.119 - 126, 2014/09

モニタリングポストの検出器として使用されるNaI(Tl)シンチレーション検出器から得られるパルス波高スペクトルから得られるピーク計数率の時系列変化から放射性プルーム中のI-131濃度を推測する方法が示された。プルーム中のI-131濃度は、I-131を一様に含むプルームのモデルに対して、egs5を用いたNaI(Tl)検出器の応答計算を用いて計数率から推定された。この方法を日本原子力研究開発機構原子力科学研究所のモニタリングポストで得られたデータに適用した。プルーム中のI-131濃度の推定された時系列変化は、空気サンプリング法で直接測定されたものとよく一致した。今回調査した比較的高いI-131濃度を示す3月15日と3月21日に飛来したプルームでは、その差はファクター4以下であった。

論文

Diagnostics of pulsed plasma in laser ablation of boron compounds

大場 弘則; 佐伯 盛久; 横山 淳

Proceedings of Plasma Science Symposium 2005/22nd Symposium on Plasma Processing (PSS-2005/SPP-22), p.331 - 332, 2005/01

XeClエキシマレーザーを用いてホウ素化合物である、B$$_{4}$$CあるいはBNからのアブレーションを行った。生成したプルームプラズマ中の粒子フラックスをイオンプローブ及び四重極型質量分析計を用いて測定した。プルーム中のイオンの割合は、レーザー強度の増加に応じておおよそ20%程度までになることがわかった。また、中心軸に沿ったプルームプラズマ中の中性のホウ素原子は天然存在比であったのに対して、イオンでは$$^{10}$$Bの濃縮が観測された。

論文

等温水平管内の非定常複合対流特性

坂元 美定*; 功刀 資彰; 一宮 浩市*

第32回日本伝熱シンポジウム講演論文集, 0, p.633 - 634, 1995/05

水を作動流体とした水平正方形流路の複合対流熱伝達について、物性値の温度依存性を考慮した3次元楕円形非定常数値解析を行い、温度助走域における伝熱流動特性について検討した。壁面は等温加熱条件で、上壁のみ断熱とした。計算手法にSIMPLE法を用い、対流項にQUICKを用いた。水は物性値や無次元数が基準温度レベルに大きく依存するため、熱伝導率、動粘度、体膨張率の温度依存性を考慮した。時間変化に伴う不安定成層からのサーマルプリューム成長過程を捉え、それによる熱輸送機構を定性的に明らかにした。また、プリューム下流に形成される低温領域が熱伝達に及ぼす影響を示し、作動流体が空気の場合とヌセルト数を比較検討した。

論文

放射線雲からのガンマ線体外被曝線量計算における核種放出光子エネルギーの扱い

日高 昭秀; 甲斐 倫明

日本原子力学会誌, 29(11), p.1023 - 1029, 1987/11

ガンマ線体外被ばく線量評価では、通常簡便さから核種が放出する種々のエネルギー光子からの線量寄与を加算する(直説法)代わりに、実行/平均エネルギーという縮約されたエネルギーを持つ一本の光子として扱う(簡便法)ことにより計算を簡略化することが多い。しかし被ばく線量計算式中のエネルギーに依存する部分は、エネルギーに関して非線形であるため、光子の放出割合が分散している時、この手法ではよい近似が得られない場合も生じる。そこで代表的希ガスについて簡便法の結果と直説法の結果を比較し、考察を行った。簡便法の結果は、風下軸上や最大被ばく地点では過大で安全側であるが、核種によっては原子炉施設近傍で1桁以上過小評価となることが明らかになった。その場合の補正法としては、放出光子を50keV以上と未満のエネルギーにグループ分けし、それらに関して簡便法を適用し最後に線量寄与を合算する手法を提案する。

報告書

Application of the SPEEDI System to the Chernobyl Reactor Aaccident

茅野 政道; 石川 裕彦; 山澤 弘実; 森内 茂

JAERI-M 86-142, 65 Pages, 1986/10

JAERI-M-86-142.pdf:1.49MB

SPEEDIシステムは、日本において原子炉事故が発生し、放射性プル-ムが環境中に放出された場合、それによる被爆線量を計算予測するシステムである。本報告では、このシステムをチェルノブイル原子炉事故に適用し、放出されたプル-ムの拡散・移行経過の推定および放出放射能量の評価を行なった結果を示した。プル-ムの拡散・移行に関する予測結果は、ヨ-ロッパ国内でのモニタリング結果とほぼ一致した。また、モニタリング結果との比較により推定した放出率から、事故後、24時間以内に希ガスインベントリの3%が環境中に放出されたと考えられる。

論文

AIRGAMMA:事故時に放出される放射性雲からの外部被曝線量迅速計算コード

日高 昭秀; 飯嶋 敏哲

保健物理, 20, p.33 - 42, 1985/00

放射性雲からのガンマ線による外部被曝は重要な被曝経路である。しかし外部被曝線量の計算には、従来計算時間がかかる多重数値積分が用いられ、高速計算機が発達した今日でも計算時間短縮が課題となっていた。このため原研では、ガウス分布型プルームモデルを用いてあらかじめ計算された規格化線量を内外挿することにより、外部被曝線量を迅速に計算するコードAIRGAMMAを作成した。規格化線量は風速1m/s、1Ci/hで放出された時の線量として定義される。本コードは拡散物質の減衰及び沈着を近似的に補正して被曝線量を計算する。しかし放出建屋や混合層の拡散への影響は無視する。1線量の計算時間はFACOM380計算機で2msec以内である。規格化線量の内外挿による誤差はほとんどの場合2%以内である。本コードは原子炉の平常運転時の線量評価にも使用することができる。

論文

Estimation of embryonic and fetal doses from accidentally released radioactive plumes

甲斐 倫明

Radiat.Prot.Dosim., 11(2), p.91 - 94, 1985/00

原子力施設の事故時に放出される放射性雲からの胎児の体外被曝線量評価を行った。胎児は、遺伝性の異常の誘発および小児期あるいは成人期に現れるであろうがんに加えて発生異常を放射線防護の対象としなければならない。発生異常の型や頻度は被曝したときの妊娠の時期によって左右される。本研究では妊娠の時期、光子エネルギー、光子の入射角度による効果を調べた。その結果、放射性希ガス核種の放出する平均光子エネルギーの範囲では、妊娠時期による違いは小さく、およそ0.5rem/Rとみてよいことがわかった。本研究で得られた知見は、緊急時の防災対策および原子炉立地の安全審査等に役立つものである。

報告書

温度の高くない排気の上昇; 野外実験結果と評価式の比較

角田 道生

JAERI-M 7127, 14 Pages, 1977/06

JAERI-M-7127.pdf:0.64MB

平常運転時の2つの研究炉排気筒からの煙の上昇が、写真撮影の方法で測定された。合計16回の放出実験が行われたが、排気と周囲大気の温度差は20$$^{circ}$$C以内、排出速度と風速の比は0.5~2.8の範囲である。上昇の観測値が、よく用いられるいくつかの評価式計算値と比較される。上昇中の流軸の形などを考えると、Briggsの浮力のないときの上昇式が今回の観測結果を最もよく説明するようにみえる。

口頭

レーザー分光分析技術の原子力分野への応用; アブレーションプルームのレーザー集光条件の効果

大場 正規; 宮部 昌文; 赤岡 克昭; 若井田 育夫

no journal, , 

高放射性MOX燃料や炉心溶融事故で生成された燃料デブリ中のウランやプルトニウムの同位体組成比を非接触・遠隔で直接分析するため、レーザーアブレーション共鳴吸収分光法の開発を進めている。本手法を最適化するためには、アブレーションプルーム中の原子やイオンの分布などを調べることが重要であるが、アブレーションレーザーの焦点位置によるプルームの挙動はほとんど調べられていなかった。そこでレーザー誘起蛍光法により、アブレーションパルスの焦点位置を変化させたときのアブレーションプルームの蛍光画像を酸化Gdを試料として観測した。その結果、プルームは外側に密度が高い殻構造を有しており、また、原子の分布では、殻構造の内部にも構造が認められた。プルームの広がりは、アブレーション光のデフォーカスが大きい場合は縦長であり、焦点が試料表面に近づくにつれて半円形に近づくことが分かった。

口頭

Large-eddy simulation of plume dispersion during the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident by coupling with a meso-scale meteorological simulation model

中山 浩成; 竹見 哲也*; 永井 晴康

no journal, , 

大気・陸域・海洋での放射性物質の移行挙動を包括的に予測できるSPEEDI-MPにおいて、Large-Eddy Simulation(LES)モデルを用いた局所域大気拡散予測システムの開発とその導入を目指している。今回は、領域気象モデルとLESモデルとの結合により、2011年3月11日に東日本大震災により引き起こされた福島第一原子力発電所の事故時における気象場を対象に単位放出されたプルームの局所域大気拡散シミュレーションを行う。本発表では、一定値の風速・温位データをLESモデルの流入境界条件に与えた一定気象条件下と、気象モデルにより得られた風速・温位データなどを流入境界に与え気象状況の変化を考慮した条件下で局所域大気拡散計算を行い、それぞれの条件下で得られたプルーム拡散挙動パターンを比較することで、結合計算手法の有効性について議論する。

口頭

Hypothetical scenarios resulting in radioactive material dispersion from Zaporizhzhia NPP (ZNPP) using four different weather patterns

El-Asaad, H.; Chirayath, S.*; Hecker, S.*; Fuhrmann, M.*

no journal, , 

Evaluating the consequences of nuclear security threats - like the intentional sabotage of a nuclear power plant - is the main focus of this research. This study utilizes the simulations of radioactive material release and dispersion due to potential sabotage events or nuclear accidents using state-of-the-art computer code called WSPEEDI-DB developed by the JAEA. This study runs a "what-if" scenario by conducting a preliminary evaluation on the consequences due to a potential sabotage event at the ZNPP by performing simulations of radioactive material release. Plume patterns from simulations made for four selected days for the potential sabotage event were the days selected corresponding to the two seasonal solstices and two equinoxes. The release period for all the simulations was 48 hours. The radiation dose rates on the ground due to the plume dispersion and deposition ranged from 1 to 1000 micro-Gray per hour. The highly radioactive plumes would likely cause public panic, health risks, and mass evacuations in the affected countries.

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